このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
oopsトレースを取得する場合、ノードでnetconsoleを設定することをお薦めします。
ノード間のDLMのネットワーク・トラフィックを取得する場合、tcpdumpを使用できます。 たとえば、プライベート・ネットワーク・インタフェースeth1
のポート7777でTCPトラフィックを取得するには、次のようなコマンドを使用します。
#tcpdump -i eth1 -C 10 -W 15 -s 10000 -Sw /tmp/`hostname -s`_tcpdump.log
\-ttt 'port 7777' &
ext3
ファイル・システムのdebugfsコマンドに動作が似ているdebugfs.ocfs2コマンドを使用して、OCFS2ドライバのイベントのトレース、ロック・ステータスの決定、ディクショナリ構造の再帰的検索、inodeの調査などを行うことができます。
詳細は、debugfs.ocfs2(8)
マニュアル・ページを参照してください。
o2imageコマンドでは、OCFS2ファイル・システムのメタデータ(inode、ファイル名およびディレクトリ名の情報を含む)を別のファイル・システムのイメージ・ファイルに保存できます。 イメージ・ファイルはメタデータのみを格納するため、元のファイル・システムよりずっと小さくなります。 debugfs.ocfs2を使用してイメージ・ファイルを開き、ファイル・システムのレイアウトを分析してファイル・システムの破損またはパフォーマンス問題の原因を特定できます。
たとえば、次のコマンドによって、デバイス/dev/sda2
上のOCFS2ファイル・システムからイメージ/tmp/sda2.img
が作成されます。
# o2image /dev/sda2 /tmp/sda2.img
詳細は、o2image(8)
マニュアル・ページを参照してください。