このセクションでは、リンクを作成するとき、またはあとでリンクに追加構成が必要になったときに、データリンクに pool プロパティーを設定する方法について説明します。
始める前に
次のタスクを実行済みである必要があります。
割り当てられた数の CPU を含むプロセッサセットを作成します。
そのプロセッサセットを関連付けるプールを作成します。
そのプールをプロセッサセットに関連付けます。
global# zonecfg -z zone zonecfg:zone> add net zonecfg:zone:net> set physical=VNIC zonecfg:zone:net> end
zonecfg:zone> verify zonecfg:zone> commit zonecfg:zone> exit
この例は、プールをゾーンのデータリンクに割り当てる方法を示しています。このシナリオは、Figure 7–1 の構成に基づいています。この例では、pool99 という名前の CPU のプールが、すでにゾーン用に構成されていることを前提にしています。このプールが次に、VNIC に割り当てられます。最後に、非大域ゾーン zone1 が、この VNIC をネットワークインタフェースとして使用するように設定されます。
# dladm create-vnic -l net1 -p pool=pool99 vnic1 # zonecfg -z zone1 zonecfg:zone1> add net zonecfg:zone1:net> set physical=vnic1 zonecfg:zone1:net> end zonecfg:zone1> verify zonecfg:zone1> commit zonecfg:zone1> exit