サーバーネットワークエッジは、サーバーポートとその最初のホップスイッチポートの間の接続に存在します。仮想ローカルエリアネットワーク (VLAN) や LACP (Link Aggregation Control Protocol) などのネットワーク構成は、サーバーポートとスイッチポート上のこのエッジで同じである必要があります。データセンターブリッジング機能交換 (DCBX) を使用すると、サーバーとスイッチポート上の構成を自動化できます。詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのネットワークデータリンクの管理 の第 6 章データセンターブリッジングを使用した集中ネットワークの管理を参照してください。
サーバーの仮想化では、スイッチポートに接続された 1 つだけのサーバーポートではなく、複数の仮想ポートがサーバーポートの背後にある仮想マシン (VM) に関連付けられます。サーバーの仮想化では、サーバーネットワークエッジに次の追加の要件が課せられます。
VM 間のトラフィックがスイッチ上で構成されたポリシーに従うように、外部スイッチ経由での仮想マシンの切り替え
仮想ポートのプロパティーのネットワークへの拡張
Oracle Solaris は、これらの要件に対応する発展性のある IEEE 標準であるエッジ仮想ブリッジング (EVB) をサポートしています。