EVS を使用する前に次のパッケージをインストールする必要があります。
pkg:/service/network/evs
EVS マネージャー、EVS コントローラ、および EVS ノードにコアパッケージ pkg:/service/network/evs をインストールする必要があります。このパッケージには次のコンポーネントが含まれます。
evsadm
evsstat
SMF サービス (svc:/network/evs:default) – この SMF サービスには、EVS コントローラのホスト名または IP アドレスを保持する controller プロパティーがあります。EVS クライアントは、ホスト名または IP アドレスを使用して EVS コントローラと通信します。controller プロパティーを管理するには、evsadm set-prop コマンドを使用します。
pkg:/service/network/evs パッケージをインストールすると、新しいユーザー evsuser が作成されます。evsuser は、Elastic Virtual Switch Administration 権利プロファイルを持つ特定のユーザーです。このプロファイルは、EVS 操作を実行するために必要なすべての承認と特権を提供します。
pkg:/system/management/rad/module/rad-evs-controller
このパッケージは、EVS コントローラとして機能するシステムだけにインストールする必要があります。データセンター内のすべてのエラスティック仮想スイッチを管理するには、1 つのコントローラのみを使用する必要があります。このパッケージには SMF サービス、svc:/network/evs-controller:default が含まれます。この SMF サービスには、物理マシンにまたがる L2 セグメントを実装するために必要な情報を取得するプロパティーがあります。コントローラのプロパティーを管理するには、evsadm set-controlprop コマンドを使用します。
詳細は、EVS コントローラの必須パッケージを参照してください。