リングを構成するためのコマンド
データリンクのリングを構成するには、次の dladm サブコマンドを使用します。
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# dladm show-linkprop link
Rx リングと Tx リングを含む、データリンクプロパティーの現在の値を表示します。例については、Example 7–1 を参照してください。
次の表で、dladm show-linkprop コマンドを使用することで表示されるリングプロパティーについて説明します。
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rxringsavail
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読み取り専用
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物理データリンク上のハードウェアベースのクライアントに割り当てることができる Rx リングの数を示します。
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rxhwclntavail
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読み取り専用
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物理データリンク上に作成できるハードウェアベースの Rx クライアントの数を示します。
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rxrings
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読み取りおよび書き込み
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データリンクによって排他的に使用される Rx リングの数を示します。このプロパティーは 3 つの指定可能な値のいずれかに設定できます。
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hw は、ハードウェアベースのクライアントを構成していることを示します。この値は、ベースとなる物理リンク上のハードウェアベースの Rx クライアント (rxhwclntavail) がゼロより多い場合に設定できます。
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number は、データリンクに割り当てることができるリングの数を示します。この値は、ベースとなる物理リンク上の Rx リング (rxringsavail) がゼロより多い場合に設定できます。
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sw は、データリンクがソフトウェアベースのクライアントであることを示します。
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txringsavail
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読み取り専用
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物理データリンク上のハードウェアベースのクライアントに割り当てることができる Tx リングの数を示します。
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txhwclntavail
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読み取り専用
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物理データリンク上に作成できるハードウェアベースの Tx クライアントの数を示します。
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txrings
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読み取りおよび書き込み
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データリンクによって排他的に使用される Tx リングの数を示します。このプロパティーは 3 つの指定可能な値のいずれかに設定できます。
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hw は、ハードウェアベースのクライアントを構成していることを示します。この値は、ベースとなる物理リンク上のハードウェアベースの Tx クライアント (txhwclntavail) がゼロより多い場合に設定できます。
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number は、データリンクに割り当てることができるリングの数を示します。この値は、ベースとなる物理リンク上の Tx リング (txringsavail) がゼロより多い場合に設定できます。
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sw は、データリンクがソフトウェアベースのクライアントであることを示します。
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# dladm show-phys –H link
物理的なデータリンクのリングが現在、既存のクライアントによってどのように使用されているかを表示します。
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# dladm create-vnic –p ring-properties –l link VNIC
- –p ring-properties
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値を設定できるリングプロパティーを示します。
特定の数の Rx または Tx リングを持つクライアントを作成します。
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# dladm set-linkprop –p ring-properties VNIC
リングが使用可能であり、かつリング割り当てがサポートされている場合は、特定のクライアントにリングを割り当てます。