次のコマンドを使用すると、データリンク上の VF の使用可能性に関する情報を表示できます。
# dladm show-phys –V
出力には次の情報が表示されます。
データリンクの名前。
VNIC に割り当てることができる、データリンク上で使用可能な VF の数。データリンクが SR-IOV をサポートしていない場合は、VFS-AVAIL が -- と表示されます。
データリンクで使用される VF の数。データリンクが SR-IOV をサポートしていない場合は、VFS-INUSE が -- と表示されます。
l フラグは、データリンクが Oracle VM Server for SPARC によって管理されることを示します。
# dladm show-phys -V LINK VFS-AVAIL VFS-INUSE FLAGS net0 30 1 ----- net1 0 0 l---- net2 -- -- -----
この例では、データリンク net0 に 30 個の使用可能な VF と 1 つの使用中の VF があります。データリンク net1 は使用可能な VF がゼロ (0) で、現在は Oracle VM Server for SPARC によって使用されています。データリンク net2 は SR-IOV をサポートしていません。
次のコマンドを使用すると、システム上の VNIC に割り当てられた VF デバイスを表示できます。
# dladm show-vnic –V
出力には次の情報が表示されます。
VNIC の名前。
VNIC に割り当てられた VF デバイス。VNIC に VF がない場合、VF-ASSIGNED は -- と表示されます。
# dladm show-vnic -V LINK VF-ASSIGNED vnic1 ixgbevf0 vnic2 -- vnic3 ixgbevf1
この例では、VF デバイス ixgbevf0 が vnic1 に割り当てられています。VNIC vnic2 には VF デバイスは割り当てられていません。VF デバイス ixgbevf1 は vnic3 に割り当てられています。