Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

共有 IP ゾーンでの Oracle Solaris IP フィルタ

Oracle Solaris IP フィルタは、ステートフルパケットフィルタリングとネットワークアドレス変換 (NAT) を行います。ステートフルパケットフィルタは、アクティブな接続の状態をモニターし、取得した情報を使用して、ファイアウォールの通過を許可するネットワークパケットを決定することができます。Oracle Solaris IP フィルタには、ステートレスパケットフィルタリングと、アドレスプールの作成および管理を行う機能もあります。詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのネットワークのセキュリティー保護 の第 4 章Oracle Solaris の IP フィルタについてを参照してください。

Oracle Solaris 11.2 でのネットワークのセキュリティー保護 の第 5 章IP フィルタの構成で説明しているようにループバックフィルタリングをオンにすることによって、非大域ゾーンで Oracle Solaris IP フィルタを有効にすることができます。

Oracle Solaris IP フィルタは、オープンソースの IP Filter ソフトウェアを基にしています。