Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

Oracle Solaris 統合アーカイブを使用したゾーンの移行

統合アーカイブは、Oracle Solaris のネイティブアーカイブタイプです。システムおよびゾーンのクローニング、回復、および移行の使用など、統合アーカイブの詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのシステム復旧とクローンを参照してください。

統合アーカイブは、共有ストレージを使用できない場合に、あるシステムから別のシステムにゾーンを移行するもっとも直接的な方法です。統合アーカイブの復旧用アーカイブはゾーンの移行に使用されます。Oracle Solaris 11.2 でのシステム復旧とクローン の復旧用アーカイブを参照してください。復旧アーカイブの作成が開始されたあとに書き込まれたデータはすべてアーカイブには格納されないので、復旧用アーカイブを使用した移行より前にゾーンを停止することをお勧めします。

統合アーカイブには、ゾーン構成とゾーンデータが含まれます。移行先サーバーで、アーカイブからゾーンを構成しインストールできます。

移行先サーバーでゾーンが適切に機能していることを検証したあとで、ソースサーバーからゾーンをアンインストールできます。即座にアンインストールしない場合は、同じゾーンが複数のサーバー上で同時に実行しないように、autoboot プロパティーを false に設定する必要があります。