Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

ディスク容量の要件

ゾーンが消費可能なディスク容量に関する制限はありません。大域管理者または適切な承認を持つユーザーが、容量の制限を担当します。大域管理者は、非大域ゾーンのルートファイルシステムを保持するのに十分なローカルストレージまたは共有ストレージがあることを確認する必要があります。小規模な単一プロセッサシステムでも、同時に稼働する多数のゾーンをサポートできます。

非大域ゾーンにインストールされるパッケージの特性は、ゾーンの容量要件に影響を与えます。また、パッケージの数も 1 つの要因です。

ディスク要件は、大域ゾーンに現在インストールされているパッケージとインストール済みのソフトウェアによって使用されるディスク容量によって決定されます。

1 つのゾーンでは、ゾーンあたりに最低 150M バイトの空きディスク容量を必要とします。ただし、大域ゾーンが標準のすべての Oracle Solaris パッケージでインストールされている場合、必要な空きディスク容量は通常 500M バイトから 1G バイトです。さらに多くのソフトウェアが追加される場合、この数値は増える可能性があります。

ゾーンごとに 40M バイトの追加 RAM が推奨されていますが、十分なスワップ空間のあるマシンでは、これは必須ではありません。