Oracle® Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ

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更新: 2015 年 1 月
 
 
第 1 章

dbx の概要

dbx は、対話型でソースレベルの、コマンド行ベースのデバッグツールです。dbx を使用して、プログラムを制御下に置いた状態で実行し、停止したプログラムの状態を調べることができます。このツールにより、プログラムの動的な実行を完璧に制御できるほか、パフォーマンスデータとメモリーの使用状況の収集、メモリーアクセスのモニタリング、およびメモリーリークの検出も行えます。

dbx を使用すると、C、C++ (C++11 および C11 規格を含む)、または Fortran で記述されたアプリケーションをデバッグできます。また、いくつかの制限はありますが (Java コードのデバッグにおける dbx の制限事項を参照)、Java コードと C JNI (Java Native Interface) コードまたは C++ JNI コードが混在したアプリケーションをデバッグすることもできます。

dbxtool は、dbx のグラフィカルユーザーインタフェースを提供します。