replay コマンドは、save -1 を発行したあと、ただちに restore を発行するのと同じ、組み合わせのコマンドです。replay コマンドは、負の number 引数をとります。これは、コマンドの save の部分に渡されます。デフォルトでは、-number の値は -1 であるため、replay コマンドは元に戻すコマンドとして機能し、最後の実行を最後に発行されたコマンドまで (ただし、このコマンドは除く) 復元します。
現在のデバッグ実行を、最後に発行されたデバッグコマンドを除いて再生するには、次のように入力します。
(dbx) replay
現在のデバッグ実行を再生し、特定のコマンドの前で実行を停止するには、–number オプションを使用します。ここで、number は最後のデバッグコマンドから前に戻ったコマンドの数です。
(dbx) replay -number