Oracle® Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ

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更新: 2015 年 1 月
 
 

プログラムを dbx で実行する

dbx に最後に読み込んだプログラムを実行するには、run コマンドを使用します。引数を付けないで run コマンドを最初に入力すると、引数なしでプログラムが実行されます。引数を引き渡したりプログラムの入出力先を切り替えたりするには、次の構文を使用します。

run [ arguments ] [ < inputfile ] [ > output-file ]

例:

(dbx) run -h -p < input > output
Running: a.out
(process id 1234)
execution completed, exit code is 0
(dbx)

Java コードを含むアプリケーションを実行する場合は、実行引数は、JVM ソフトウェアに渡されるのではなく、Java アプリケーションに渡されます。main クラス名を引数として含めないでください。

run コマンドを引数なしで繰り返した場合、そのプログラムは、以前の run コマンドの引数またはリダイレクトを使用して再起動します。 rerun コマンドを使用すれば、オプションをリセットできます。run コマンドの詳細については、run コマンドを参照してください。rerun コマンドの詳細については、rerun コマンドを参照してください。

アプリケーションは最後まで実行され、正常に終了する可能性があります。ブレークポイントが設定されている場合には、ブレークポイントでアプリケーションが停止するはずです。アプリケーションにバグが含まれている場合は、メモリーフォルトまたはセグメント例外のために停止する可能性があります。