–g オプションは、コンパイル中にデバッグ情報を生成するようコンパイラに指示します。
たとえば、C++ コンパイラを使用してコンパイルするには、次のように入力します。
% CC -g example_source.cc
C++ コンパイラの場合:
最適化レベルを指定せず、–g オプションのみを指定すると、デバッグ情報の取得が有効になり、関数のインライン化が無効になります。
–g オプションを –O オプションまたは –xOlevel オプションとともに使用すると、デバッグ情報が有効になり、関数のインライン化は無効になりません。これらのオプションにより、限定されたデバッグ情報とインライン関数が生成されます。
–g0 (ゼロ) オプションは、デバッグ情報をオンにし、関数のインライン化には影響を与えません。–g0 オプションでコンパイルされたコードのインライン関数をデバッグすることはできません。–g0 オプションは、プログラムによるインライン関数の使用に応じて、リンク時間や dbx の起動時間を大幅に削減できます。
最適化されたコードを dbx で使用するためにコンパイルするには、–O (大文字 O) オプションと –g オプションの両方を使用してソースコードをコンパイルします。