Oracle® Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 1 月
 
 

Java モードで構文が異なる dbx コマンド

次の表に示されている dbx コマンドは、Java のデバッグのためにネイティブコードのデバッグとは異なる構文を持ち、Java モードでの動作がネイティブモードの場合とは異なります。

コマンド
ネイティブモードでの機能
Java モードでの機能
assign
プログラム変数に新しい値を代入します。
局所変数またはパラメータに新しい値を代入します。
call
手続きを呼び出します。
メソッドを呼び出します。
dbx
dbx を起動します。
dbx を起動します。
debug
指定されたアプリケーションを読み込んで、アプリケーションのデバッグを開始します。
指定された Java アプリケーションを読み込んで、クラスファイルの有無を調べ、アプリケーションのデバッグを開始します。
detach
dbx の制御下にあるターゲットプロセスを解放します。
dbx の制御下にあるターゲットプロセスを解放します。
display
すべての停止点で式を評価して出力します。
あらゆる停止点で式か局所変数、パラメータを評価して表示します。
files
正規表現に一致するファイル名を一覧表示します。
dbx が認識しているすべての Java ソースファイルを一覧表示します。
func
現在の関数を表示するか、変更します。
現在のメソッドを表示するか、変更します。
next
ソースを 1 行ステップ実行します (呼び出しをステップオーバー)。
ソースを 1 行ステップ実行します (呼び出しをステップオーバー)。
print
式の値を表示します。
式、局所変数、またはパラメータの値を出力します。
run
引数を付けてプログラムを実行します。
引数を付けてプログラムを実行します。
step
ソースを 1 行か 1 文ステップ実行します (呼び出しにステップイン)。
ソースを 1 行か 1 文ステップ実行します (呼び出しにステップイン)。
stop
ソースレベルのブレークポイントを設定します。
ソースレベルのブレークポイントを設定します。
thread
現在のスレッドを表示するか、変更します。
現在のスレッドを表示するか、変更します。
threads
すべてのスレッドを一覧表示します。
すべてのスレッドを一覧表示します。
trace
実行されたソース行か関数呼び出し、変数の変更を表示します。
実行されたソース行か関数呼び出し、変数の変更を表示します。
undisplay
display コマンドを元に戻します。
display コマンドを元に戻します。
whatis
式の型または型の宣言を表示します。
識別子の宣言を表示します。
when
指定されたイベントが発生したときにコマンドを実行します。
指定されたイベントが発生したときにコマンドを実行します。
where
呼び出しスタックを表示します。
呼び出しスタックを表示します。