Oracle® Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 1 月
 
 

呼び出しスタックのポップ

呼び出しスタックから停止関数を削除し、呼び出し中の関数を新しい停止関数にすることができます。

呼び出しスタックの上下方向への移動とは異なり、スタックのポップは、プログラムの実行を変更します。スタックから停止関数が削除されると、プログラムは以前の状態に戻ります。ただし、大域変数または静的変数、外部ファイル、共有メンバー、および同様のグローバル状態への変更は除きます。

pop コマンドは、1 個または複数のフレームを呼び出しスタックから削除します。たとえば、スタックから 5 つのフレームをポップするには:

pop 5

指定のフレームへポップすることもできます。フレーム 5 へポップするには、次のように入力します。

pop -f 5

詳細については、pop コマンドを参照してください。