レプリケーションアクションのプロパティー
レプリケーションアクションには次のプロパティーがあります。
次の表で説明するように、BUI と CLI のレプリケーションアクションプロパティーは若干異なります。
表 122 レプリケーションアクションの CLI プロパティー (BUI および CLI)
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ターゲット
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target
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レプリケーションのターゲットシステムを表す一意の識別子。このプロパティーは、アクションを最初に構成するときに指定し、編集はできません。
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プール
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pool
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このプロジェクトのレプリケーション先となるターゲット上のストレージプール。このプロパティーは、アクションを最初に構成するときに指定し、そのあとは表示されません。
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エクスポートデータパス
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export_path
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このアクションの NFS シェアへのパスを NFS:// server/ path のように入力します。これは、レプリケーションストリームを NFS サーバー上のファイルにエクスポートします。このファイルはリモートターゲットサイトに物理的に移動し、初期レプリカをターゲットアプライアンスにインポートできます。手順については、 オフラインレプリケーションの作成 (BUI)を参照してください。
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帯域幅の制限
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max_bandwidth
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このレプリケーション更新の最大速度を指定します (ネットワーク上で 1 秒あたりに転送されるデータ量で表す)。レプリケーション更新中にこのプロパティーに行なった変更は、次回更新時まで反映されません。
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SSL 暗号化の有効化
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use_ssl
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SSL を使用してワイヤ上でデータを暗号化するかどうか。この機能を使用すると、アクション単位のレプリケーションのパフォーマンスに影響することがあります。
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圧縮の無効化
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compression
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レプリケーションストリームは、デフォルトで圧縮されます。圧縮が別の方法 (WAN アクセラレータなど) で提供される場合は無効にします。詳細は、 圧縮レプリケーションを参照してください。
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スナップショットを含める
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include_snaps
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クローン元をデータとして含める
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include_clone_ origin_as_data
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ターゲットのレプリケーションパッケージの外部にあるシェアからクローンが作成された各シェアのレプリケーションを制御します。クローンの元のスナップショットのデータの完全なコピーをクローンのレプリカに挿入するには、このオプションを選択します。このオプションを選択解除すると、外部の元のスナップショットから作成されるクローンは、レプリケーションターゲットのプールにあるクローンの元のスナップショットのレプリカとストレージを共有します。ストレージを共有すると領域が節約されますが、レプリケーションターゲットに外部のクローンの元のスナップショットが含まれていない場合、クローンのレプリケーションに失敗します。詳細については、 レプリケーションパッケージまたはシェアのクローニングを参照してください。
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更新頻度
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continuous
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スケジュール
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schedule frequency
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30 分、1 時間、1 日、1 週、1 月ごとの頻度および詳細を選択します。
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次の表では、CLI で読み取り専用のレプリケーションアクションのプロパティーについて説明します。
表 123 レプリケーションアクションのプロパティー (CLI 読み取り専用)
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送信バイト数
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ターゲットに送信されたバイト数を示す読み取り専用プロパティー。
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推定サイズ
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レプリケートされるデータの推定サイズを示す読み取り専用プロパティー。
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推定残り時間
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完了までの推定残り時間を示す読み取り専用プロパティー。
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平均スループット
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レプリケーションの平均スループットを示す読み取り専用プロパティー。
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状態
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アクションが現在アイドル状態か、更新を送信中か、更新を取り消し中かを示す読み取り専用プロパティー。
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最終同期
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更新が最後に正常に送信された時点を示す読み取り専用プロパティー。ブート以降に更新が正常に送信されていない場合、この値は不明になることがあります。
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最後の試行
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更新が最後に試行された時点を示す読み取り専用プロパティー。ブート以降に更新の送信が試行されていない場合、この値は不明になることがあります。
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次回の更新
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次の試行がいつ行われるかを示す読み取り専用プロパティー。この値は、日付 (定期更新の場合)、「手動」、または「連続」になります。
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