アプライアンスネットワークの構成
このセクションでは、IP ネットワークマルチパス (IPMP) グループを構成する方法、および ZFS Storage Appliance でルーティングを構成する方法について説明します。
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Oracle Exadata Backup Configuration Utility を使用した場合は、このセクションの説明に従ってネットワークを構成してください。詳細は、ベストプラクティスのホワイトペーパーを参照してください。
追加の IB 接続を必要としている場合は、IB HCA をさらにインストールして構成できます。詳細は、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルに記載されたコントローラのハードウェア概要を参照してください。
このセクションの原則は、ネットワーク構成を ibp インタフェースではなく ixgbe インタフェースに適用することで、10G ビット Ethernet 実装に適用できます。10G ビット Ethernet 実装は、アクティブ/アクティブ IPMP として構成できます。ZFS Storage Appliance が Oracle Exadata とは異なるサブネット上にある場合は、ZFS Storage Appliance から Oracle Exadata への静的ルートを作成することが必要な場合があります。詳細は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
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ZFS Storage Appliance が Oracle Exadata に接続されていることを確認します。
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ibp0、ibp1、ibp2、および ibp3 をアドレス 0.0.0.0/8 (IPMP に必要)、接続モード、およびパーティションキー ffff で構成します。Oracle Exadata システムで使用されるパーティションキーを指定するには、root ユーザーとしてコマンド ># cat /sys/class/net/ib0/pkey を実行します
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アクティブ/スタンバイ IPMP グループを ibd0 および ibd3 で構成します (ibd0 がアクティブで ibd3 がスタンバイ)。
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アクティブ/スタンバイ IPMP グループを ibd1 および ibd2 で構成します (ibd2 がアクティブで ibd1 がスタンバイ)。
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アダプティブルーティングを有効にして、同じサブネット上の複数の IP アドレスが同じヘッドに所有されているときに、トラフィックが適切に負荷分散されるようにします。これは、クラスタのフェイルオーバーのあとで発生します。