レプリケーション接続を切断することによって、レプリケーションパッケージを、ほかのローカルプロジェクトと同様に動作する (つまり、レプリケーションパッケージに適用される管理上の制限がない) 書き込み可能なローカルプロジェクトに変換できます。この操作のあとは、このパッケージにレプリケーション更新を受信することはできなくなります。そのため、これ以降にソースから同じプロジェクトのレプリケーション更新を行うには、新しいアクションで完全更新を (新しいパッケージに) 送信する必要があります。これ以降に同じアクションを使用してレプリケーション更新を行うと、対応するパッケージがターゲットに存在しないため失敗します。
このオプションが主に役立つのは、レプリケーションを使用してアプライアンス間でデータを移行する場合など、受信したデータをレプリケートしてソースに戻す処理を伴わないシナリオです。2 システムによる障害回復計画にはこのような処理が含まれます。
レプリケーション切断操作によって、レプリケーションパッケージは通常のローカルプロジェクトに変換されます。すべてのローカルシェアは常にエクスポートされ、SMB を経由して共有されるため、レプリケートされたファイルシステムとシステム上のほかのファイルシステムの間でいずれかのマウントポイントまたは SMB リソース名が競合している場合、切断操作は失敗します。レプリケーションパッケージを切断する前に、プロジェクト、シェアのマウントポイント、または SMB リソース名を再構成して、これらの競合を解決する必要があります。
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