ライセンスについて: クローニングは無償で評価することが許可されていますが、本番環境で使用するには、機能のライセンスを個別に購入する必要があります。評価期間を過ぎたら、この機能のライセンスを購入するか、機能を非アクティブ化する必要があります。オラクル社は、ライセンスが遵守されているかどうかをいつでも監査する権利を保持しています。詳細は、「オラクル社のソフトウェアライセンス契約書 (「SLA」) およびハードウェアシステムと組み込みのソフトウェアオプションの権利書」を参照してください。
スナップショットを使用すると、シェアまたはプロジェクトのポイントインタイムコピーを作成できます。これらのコピーは、バックアップとして、または別の作業バージョンとして役に立つ場合があります。
スナップショットとは、ファイルシステム、LUN、またはプロジェクトの読み取り専用のコピーです。プロジェクトのスナップショットを取得することは、プロジェクト内のすべてのシェアのスナップショットを取得することに相当します。スナップショットは最初の作成時に追加の領域を占有しませんが、アクティブなシェアの変更に伴って、スナップショットは最大でスナップショットが取得された時点のシェアのサイズに等しい追加領域を占有します。
クローンとはファイルシステムまたは LUN のスナップショットの書き込み可能コピーであり、独立したシェアとして扱えます。プロジェクトのクローンはサポートされていません。スナップショットと同様に、クローンは最初の作成時に追加の領域を使用しませんが、新しいデータがクローンに書き込まれるのに伴って、変更に必要な領域がクローンに関連付けられます。
スナップショットは手動で取得でき、またはスナップショットが 30 分ごと、毎時間、毎日、毎週、または毎月自動的に取得されるように、スケジュールを設定することもできます。一部のスナップショットは、レプリケーション更新時に自動的にアプライアンスによって取得され、これらは名前に .ndmp および .rr が付いて、スナップショットページに表示されます。
スナップショットの領域管理については、次を参照してください。
プロジェクトまたはシェアの手動のスナップショットを取得するか、または自動スナップショットをスケジュールするには、次のタスクを実行します。
スナップショットのクローンを作成できますが、これは 1 つのシェアの多数の作業バージョンを作成するために役立つ場合があります。クローンを作成するには、次のタスクを実行します。
既存のスナップショットとクローンの関係を判断するには、次のタスクを実行します。
既存のスナップショット、スナップショットスケジュール、およびスナップショット保持ポリシーを表示し、編集するには、次のタスクを実行します。
ファイルシステムスナップショットの内容は、.zfs/snapshot ファイルシステムディレクトリから参照できます。LUN のスナップショットには直接アクセスできませんが、それらをロールバックターゲットまたはクローンのソースとして使用することはできます。.zfs/snapshot ディレクトリを管理し、アクセスするには、次のタスクを実行します。
既存のスナップショットを使用して、ファイルシステムや LUN をスナップショットが取得されたときの正確な状態に復元できます。ファイルシステム、LUN、またはプロジェクトを既存のスナップショットにロールバックするには、次のタスクを実行します。
スナップショットを破棄するには、次のタスクを実行します。