このワークフローは、環境をモニタリング用に準備したり、ワークフローによって作成された成果物が操作中にストレージ管理者によって変更された場合に成果物を元の状態にリセットしたりするために使用されます。このワークフローを実行すると、システムに次の変更が加えられます。
システムへの制限付きアクセス権を持つ oracle_agent ロールプロパティーが作成されます。Oracle Enterprise Manager Grid Controller エージェントはモニタリングに必要な情報を取得できますが、システムに変更を加えることはできません。oracle_agent ユーザーが作成されて、このロールが割り当てられます。このロールとユーザーを使用することは、エージェントがアプライアンスにアクセスした時期と方法についての明確な監査記録を維持する上できわめて重要です。
高度な分析が使用可能になり、Oracle ZFS Storage アプライアンスのすべてのユーザーが、拡張された統計のセットを使用できるようになります。
Oracle Enterprise Manager というワークシートが作成され、グリッドコントローラ管理者とストレージ管理者の間のコミュニケーションが促進されます。グリッドコントローラによってモニターされるすべてのメトリックをこのワークシートから使用できます。