レプリケーションパッケージのクローニング (CLI)

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レプリケーションパッケージのクローンは、最後に受信されたレプリケーションスナップショットに基づきます。

クローンが作成されたプロジェクトの作成時には、次のガイドラインに従って名前の競合を避けてください。

クローンが作成されたプロジェクトは、同じプール内の既存のプロジェクトと競合しない一意の名前を持つ必要があります。
クローンが作成されたプロジェクトのすべてのシェアについてのマウントポイントおよび SMB リソース名は、既存のすべてのマウントポイントまたは SMB リソース名と競合してはいけません。
プロジェクトプロパティーを継承するシェアの場合、プロジェクトレベルのマウントポイントまたは SMB リソース名、あるいはその両方をオーバーライドすることによって競合を解決します。
プロジェクトからプロパティーを継承しないシェアの場合、マウントポイントまたは SMB リソース名、あるいはその両方に追加される接尾辞を設定して、競合を解決するか、各シェアのマウントポイントまたは SMB リソース名、あるいはその両方を個別にオーバーライドします。

レプリケーションパッケージのクローンを作成するには次の手順を使用します。

ターゲットアプライアンスから、shares replication sources に移動し、クローンを作成するレプリケーションパッケージのソースを選択します。
```
hostname:shares replication sources> select source-000
hostname:share replication sources source-000>
```

使用可能なレプリケーションパッケージを一覧表示し、クローンを作成するレプリケーションパッケージを選択します。

list コマンドを使用して、そのソースから使用可能なすべてのレプリケーションパッケージを表示します。次に、select と入力してパッケージ名を入力します。

hostname:shares replication source-000> list
PROJECT                        STATE           LAST UPDATE
package-000 p3                 idle            Tue Apr 21 2015 19:50:43 GMT+0000 (UTC)
package-001 p2                 idle            Mon Apr 27 2015 17:05:16 GMT+0000 (UTC)
package-002 p1                 idle            Mon Apr 27 2015 17:00:25 GMT+0000 (UTC)
package-003 p4                 idle            Tue Apr 21 2015 21:37:16 GMT+0000 (UTC)
package-004 store              idle            Mon Apr 27 2015 16:40:26 GMT+0000 (UTC)
hostname:shares replication source-000> select package-004

clone と入力して、新しいクローンプロジェクトを作成します。

hostname:shares replication source-000 package-004> clone
hostname:shares replication source-000 package-004 clone>

target_project をプロジェクト名に設定します。
プロジェクト名は一意でなければならず、そうでなければクローン操作は失敗します。

プロジェクト名は 1 - 64 文字で構成される必要がありますが、空白を含めたり先頭にピリオドを使用したりしてはいけません。許容可能な文字は、英数字と特殊文字 _ - . : です
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> set target_project=clone
		target_project = clone
```

conflicts と入力して競合がないか検査します。

競合が存在する場合、次のようなメッセージが表示されます。

hostname:shares replication source-000 package-004 clone> conflicts

Cloning cannot proceed because the following shares have mountpoints or
SMB resource names that are invalid or conflict with those of other shares (either on the
system or also being failed over). Please specify valid mountpoints or SMB resource names for
these shares:
     
SHARE          MOUNTPOINT                      SHARESMB 
appliances     /export/appliances              appliances 
clothes        /export/clothes  (inherited)    clothes  (inherited)
electronics    /export/electronics             electronics 
furniture      /export/furniture  (inherited)  furniture  (inherited)
groceries      /export/groceries  (inherited)  groceries  (inherited)
health         /export/health  (inherited)     health  (inherited)
toys           /export/toys                    toys

hostname:shares replication source-000 package-004 clone>

注 - conflict コマンドは、マウントポイントまたは名前の競合がないか検査するためにこの手順のあらゆる時点で使用できます。

(オプション) プロジェクトからプロパティーを継承するシェアについて競合を解決するには、プロジェクトレベルのプロパティーを設定します。
get コマンドを使用してクローンのプロパティーを表示します。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> get
                 target_project = clone
                  rename_suffix =           
            original_mountpoint = /export
                     mountpoint = /export
     original_smb_resource_name = share
              smb_resource_name = share 
```
プロパティー mountpoint は現在のマウントポイントを示します。プロパティー smb_resource_name は現在のリソース名を示します。
1. クローンに対するプロジェクトレベルの一意のマウントポイントを入力します。
  この設定は、プロジェクトからマウントポイントを継承するシェアに適用されます。set mountpoint を使用して、クローンの一意のマウントポイントを指定します。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> set mountpoint=/export/clone
                        mountpoint = /export/clone
```
2. プロジェクトレベルの一意の SMB リソース名を入力します。
  この設定は、プロジェクトから SMB リソース名を継承するシェアに適用されます。smb_resource_name を一意の SMB リソース名に設定します。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> set smb_resource_name=clone
                 smb_resource_name = clone
```
3. シェアの残りの競合を解決するために、rename_suffix を設定します。
  このプロパティーは、競合が発生した場合にマウントポイントまたは SMB リソース名、あるいはその両方に追加される接尾辞を作成します。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> set rename_suffix=-clone
                     rename_suffix = -clone
```
  注 - この操作は継承をオーバーライドします。たとえば、シェアは最初にプロジェクトからマウントポイントを継承したが、マウントポイントの名前がクローン操作中に接尾辞を使用して変更された場合、クローンが作成された新しいプロジェクト内のシェアはマウントポイントを継承せず、その代わりに名前が変更された一意のマウントポイントを使用します。
(オプション) 個々のシェアのプロパティーを設定するには:
1. 「シェア」を選択します。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone> select appliances
```
2. そのマウントポイントまたは SMB リソース名、あるいはその両方をオーバーライドします。
  次の例では、シェアのマウントポイントをオーバーライドします。
```
hostname:shares replication source-000 package-004 clone appliances> set mountpoint=/export
hostname:shares replication source-000 package-004 clone appliances> set mountpoint=/export/clone
```

confirm commit と入力してクローン操作を開始します。

hostname:shares replication source-000 package-004 clone> confirm commit

名前の競合が検出された場合、次のようなメッセージが表示されます。

Cloning cannot proceed because the following shares have mountpoints or
SMB resource names that are invalid or conflict with those of other shares (either on the
system or also being failed over). Please specify valid mountpoints or SMB resource names for
these shares:
     
SHARE          MOUNTPOINT                      SHARESMB 
appliances     /export/appliances              appliances 
clothes        /export/clothes  (inherited)    clothes  (inherited)
electronics    /export/electronics             electronics 
furniture      /export/furniture  (inherited)  furniture  (inherited)

hostname:shares replication source-000 package-004 clone>

(オプション) 残りの名前の競合を解決します。
競合がなくなるまで手順 6 および 7 を繰り返します。

レプリケーションパッケージのクローニング (CLI)

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