Solaris 11 ネットワークおよびカーネルの調整

1. Oracle SPARC SuperCluster の各ノードの /etc/system ファイルに、次のエントリを追加する必要があります。

   set rpcmod:clnt_max_conns = 8
   set nfs:nfs3_bsize = 131072
   

2. また、Oracle SPARC SuperCluster の各ノードをリブートするたびに、各ノードで次のコマンドを実行する必要があります。

   /usr/sbin/ndd -set /dev/tcp tcp_max_buf 2097152
   /usr/sbin/ndd -set /dev/tcp tcp_xmit_hiwat 1048576
   /usr/sbin/ndd -set /dev/tcp tcp_recv_hiwat 1048576
   

3. 最適なパフォーマンスを実現するために、追加の調整が必要になる場合があります。最新情報は、My Oracle Support (http://support.oracle.com) で入手可能な Oracle SPARC SuperCluster Tunables のドキュメント 1474401.1 を参照してください。また、2013 年 1 月の QFSDP リリースには、調整可能値を自動的に設定する「ssctuner」ツールが追加されています。詳細は、Oracle SPARC SuperCluster のリリースノートを参照してください。