ユーザーとロールについて
ユーザーには、次のいずれかのタイプを指定できます。
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ローカル - ローカルで定義されたアプライアンス管理者。カスタムロールを割り当てることで権限を付与でき、オプションで UID を指定できます。データサービスでローカルユーザーはサポートされていますが、ローカルグループはサポートされません。
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データ専用 - 管理者アクセスを持たない、データ (SMB、NFS、FTP など) のためにローカルで定義されたデータ専用ユーザー。オプションで UID を指定できます。
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ディレクトリ - ディレクトリサービス (NIS または LDAP) によって管理されるアプライアンス管理者。カスタムロールを割り当てることで権限を付与できます。
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非ログイン - アイデンティティマッピングのために予約されたユーザー名と UID。このユーザータイプにはアプライアンスへのログインが許可されず、オプションで UID を指定できます。
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ローカルユーザーとディレクトリユーザーは管理者タイプであり、カスタムのロールを割り当てることで権限を付与できます。
ロールとは、ユーザーに割り当てることができる権限のコレクションです。たとえば、承認レベルが異なる管理者ロールとオペレータロールを作成できます。スタッフメンバーには、不要な権限を割り当てずに、必要に応じて適切なロールを割り当てることができます。
root パスワードをすべてのユーザーに割り当てるより、ロールを使用した方がセキュアです。ロールは、必要な承認だけにユーザーを制限し、ログではユーザーのアクションが個々のユーザー名に帰属すると見なします。
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