ZFS Storage Appliance で IP マルチパス用の InfiniBand ポートを構成します。インタフェースはアクティブ/アクティブ構成で実行されるため、プライベートストレージサブネット上で各 ZFS Storage Appliance ヘッド用に 4 つの IP アドレス (つまり合計で 8 つのアドレス) が必要です。
ヘッド 1 の BUI にログオンして、「構成」>「ネットワーク」に移動します。
インタフェースの横のプラスアイコンをクリックします。「ネットワークインタフェース」ダイアログボックスが開きます。
次のようにダイアログボックスの操作を完了します。
IPMP ネットワークインタフェースのわかりやすい名前を入力します。
「インタフェースを有効化」にチェックマークが付いていることを確認します。
「管理を許可」にチェックマークが付いていることを確認します。
「IPv4 プロトコルを使用」にチェックマークが付いていることを確認します。
「構成」メニューで「静的アドレスリスト」が選択されていることを確認します。
空の 4 つのボックスが表示されるように、空のボックスの横のプラス記号を 3 回クリックします。
空の各ボックスに、InfiniBand 接続用に予約されている IP アドレスの 1 つを、それぞれの /24 ネットマスク指定とともに入力します。ベストプラクティスとして、ブロックの連続する IP アドレスを使用するのではなく、1 つおきの IP アドレス (たとえば、すべて奇数またはすべて偶数) を使用します。
「IPv6 プロトコルを使用」にチェックマークが付いていないことを確認します。
「IP マルチパスグループ」ボックスにチェックマークを付けます。
データリンク ibp0 および ibp3 に対応するインタフェースの横のボックスにチェックマークを付けます。
2 つのインタフェースのそれぞれが「アクティブ」に設定されていることを確認して、「適用」をクリックします。
「構成」>「ネットワーク」から「ルーティング」をクリックします。
「適応可能」に対応するマルチホーミングモデルをクリックします。
ヘッド 2 の BUI にログオンして、「構成」>「ネットワーク」に移動します。
インタフェースの横のプラスアイコンをクリックします。「ネットワークインタフェース」ダイアログボックスが開きます。
次のようにダイアログボックスの操作を完了します。
IPMP ネットワークインタフェースのわかりやすい名前を入力します。
「インタフェースを有効化」にチェックマークが付いていることを確認します。
「管理を許可」にチェックマークが付いていることを確認します。
「IPv4 プロトコルを使用」にチェックマークが付いていることを確認します。
「構成」メニューで「静的アドレスリスト」が選択されていることを確認します。
空の 4 つのボックスが表示されるように、空のボックスの横のプラス記号を 3 回クリックします。
空の各ボックスに、InfiniBand 接続用に予約されている残りの 4 つの IP アドレスの 1 つを、それぞれの /24 ネットマスク指定とともに入力します。これにはヘッド 1 で使用されていないものを使用します。
「IPv6 プロトコルを使用」にチェックマークが付いていないことを確認します。
「IP マルチパスグループ」ボックスにチェックマークを付けます。
データリンク ibp1 および ibp2 に対応するインタフェースの横のボックスにチェックマークを付けます。
2 つのインタフェースのそれぞれが「アクティブ」に設定されていることを確認して、「適用」をクリックします。
「構成」>「ネットワーク」から「ルーティング」をクリックします。
「適応可能」に対応するマルチホーミングモデルをクリックします。