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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.6.x

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更新: 2016 年 9 月
 
 

SAN SRP 構成

SCSI RDMA プロトコルは、RDMA サービスを提供するネットワーク (つまり、InfiniBand) を経由して SCSI ベースのストレージをシェアするためにアプライアンスでサポートされるプロトコルです。

SRP ポートは、IPoIB や RDMA などのほかの IB ポートサービスとシェアされます。SRP サービスは、ターゲットモードでのみ動作できます。SRP ターゲットには、次の構成可能なプロパティーがあります。

表 31  SRP ターゲットのプロパティー
プロパティー
説明
ターゲット EUI
このターゲットの EUI (Extended Unique Identifier)。EUI はシステムによって自動的に割り当てられ、SRP ポートサービスが実行されている HCA GUID と同じです。
別名
このターゲットの人間が読める形式のニックネーム。

これらのプロパティーに加えて、BUI では、ターゲットがオンラインまたはオフラインのどちらであるかが示されます。

表 32  SRP ターゲットのステータスアイコン
アイコン
説明
image:ステータス: オン
ターゲットはオンライン
image:ステータス: オフ
ターゲットはオフライン

クラスタ化されたプラットフォームでは、可用性の高い (マルチパス) 構成にするために、ピアターゲットは同じターゲットグループに構成する必要があります。SRP のマルチパス I/O は、イニシエータ側の構成オプションです。

SRP イニシエータには、次の構成可能なプロパティーがあります。

表 33  SRP イニシエータのプロパティー
プロパティー
説明
イニシエータ EUI
このイニシエータの EUI。
別名
このイニシエータの人間が読める形式のニックネーム。

SRP のパフォーマンスは「分析」を通して監視できます。その場合、操作またはスループットをイニシエータまたはターゲットごとに分解できます。

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