ストレージプールにはデータが格納され、初期構成中またはその後に作成できます。プールには、データドライブ、読み取りキャッシュデバイス、およびログデバイスを含めることができます。次のタスクでは、初期構成が完了していることを想定しています。ストレージプールの作成および構成は 2 段階のプロセスです。最初に、ストレージデバイスの存在と最小機能が検証され、ユーザーがドライブまたは場合によってはディスクシェルフ全体をプールに割り当てます。2 番目に、ビジネスニーズに基づいてドライブのプロファイルを選択します。なんらかの理由でプールが構成解除されている場合は、既存のストレージプールのインポート (CLI)の説明に従ってインポートできます。
始める前に
プールごとに選択するドライブの数に関する推奨事項については、プールあたりのデバイスの数を参照してください
さまざまなデータプロファイルを理解するには、ストレージプールのデータプロファイルを参照してください。
ディスクファームウェアアップグレードが発生しているときに、プール構成操作を実行しないでください。アップグレードが進行中かどうかを確認するには、maintenance system updates に移動します。
hostname: configuration storage> config pool0 hostname: configuration storage (pool0) verify>
hostname:configuration storage (pool0) verify> show ID STATUS ALLOCATION DATA LOG CACHE RPM 0 ok custom 0 0 0/4 1.86T 1 ok custom 0 0/2 34G 0 15000 2 ok custom 0 0/2 34G 0 15000
![]() | 注意 - ディスクがプールに追加されたら、そのプールを完全に破棄してすべてのデータを失う方法でしか削除できません。 |
ID 「0」はコントローラで、残りの ID はディスクシェルフです。次の例では、1-data=8 により 1 番目のディスクシェルフから 8 個のデータドライブを割り当てています。
hostname:configuration storage (pool1) verify> set 1-data=8 1-data = 8
この例では、コントローラから 1 つのキャッシュデバイスを割り当てています。
hostname:configuration storage (pool1) verify> set 0-cache=1 0-cache = 1
hostname:configuration storage (pool1) verify> done
hostname:configuration storage (pool1) config> show PROFILE CAPCITY NSPF DESCRIPTION log_profile = log_stripe 17G no Striped log
![]() | 注意 - 二重の障害により、ストライプ化された構成でログのデータ損失が発生する可能性があります。冗長性の向上のためには、ミラー化されたログプロファイルを構成することを強くお勧めします。詳細は、ストレージプールのデータプロファイルを参照してください。 |
hostname:configuration storage (pool1)> set log_profile=log_mirror
hostname:configuration storage (pool1)> done