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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.6.x

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更新: 2016 年 9 月
 
 

プロジェクトのプロパティー


注 -  CLI で、get コマンドを使用して、すべてのプロパティーの一覧を表示します。

すべての子を一覧表示するには、list コマンドを使用します。


表 104  プロジェクトのプロパティー
BUI の場所
BUI 名
CLI 名
プロパティータイプ
説明
プロジェクトの作成
名前
project
静的
プロジェクトの名前を定義します。
暗号化
暗号化
継承
暗号化タイプを定義します。
継承
特定のローカル鍵または OKM 鍵を設定します。
鍵名
keyname
静的
鍵を識別します。
「一般」-「領域の使用」-「データ」
割り当て制限
quota
スペース管理
特定のエンティティーで消費できる領域の量に対する制限を設定します。
予約
reservation
スペース管理
特定のエンティティーで消費できる領域の確保を表します。
「一般」-「領域の使用」-「ユーザーとグループ」
デフォルトのユーザー割り当て制限
defaultuserquota
スペース管理
ユーザーが消費できる領域の量に対する制限を設定します。
デフォルトのグループ割り当て制限
defaultgroupquota
スペース管理
グループが消費できる領域の量に対する制限を設定します。
ユーザーとグループ
ユーザー/グループ
--
ユーザーまたはグループあるいはその両方を指定します。
使用状況
--
スペース管理
ユーザーまたはグループあるいはその両方が使用するデータの量を表示します。
「一般」-「継承されるプロパティー」
マウントポイント
mountpoint
継承
ファイルシステムのエクスポートに使用されるパスを制御します。詳細は、マウントポイントを参照してください。
読み取り専用
readonly
継承
ファイルシステムの内容を読み取り専用にするかどうかを制御します。詳細は、読み取り専用を参照してください。
読み取り時のアクセス時間の更新
atime
継承
ファイルのアクセス時間を読み取り時に更新するかどうかを制御します。詳細は、読み取り時のアクセス時間の更新を参照してください。
ブロック不可の必須ロック
nbmand
継承
SMB ロックのセマンティクスを POSIX セマンティクスよりも優先するかどうかを制御します。詳細は、ブロック不可の必須ロックを参照してください。
データ複製解除 (警告)
dedup
継承
データの重複コピーを削除するかどうかを制御します。詳細は、データ複製解除を参照してください。
データ圧縮
compression
継承
ディスクに書き込む前にデータを圧縮するかどうかを制御します。詳細は、データ圧縮を参照してください。
チェックサム
checksum
継承
データブロックに使用するチェックサムを制御します。詳細は、チェックサムを参照してください。
デバイス使用をキャッシュ
secondarycache
継承
シェアにキャッシュデバイスを使用するかどうかを制御します。詳細は、デバイス使用をキャッシュを参照してください。
同期書き込みバイアス
logbias
継承
同期書き込みを処理するときの動作を制御します。詳細は、同期書き込みバイアスを参照してください。
データベースレコードサイズ
recordsize
継承
ファイルシステムに格納するファイルの推奨ブロックサイズを指定します。詳細は、データベースレコードサイズを参照してください。
追加レプリケーション
copies
継承
ストレージプールの冗長性に加え、各ブロックのコピーをいくつ保存するかを制御します。詳細は、追加レプリケーションを参照してください。
ウイルススキャン
vscan
継承
ファイルシステムに対してウイルススキャンを行うかどうかを制御します。詳細は、ウイルススキャンを参照してください。
破棄の防止
nodestroy
継承
シェアまたはプロジェクトが設定されるときに破棄されないようにします。詳細は、破棄の防止を参照してください。
所有権の変更の制限
rstchown
継承
所有権を制御し、ファイルシステムごとまたはプロジェクトごとにオフにできます。詳細は、所有権の変更の制限を参照してください。
「一般」-「カスタムプロパティー」
スキーマ
custom
--
必要に応じて追加して、ユーザー定義のタグをプロジェクトとシェアに添付できます。詳細は、スキーマプロパティーを参照してください。
「一般」-「デフォルトの設定」-「ファイルシステム」
ユーザー
default_user
作成のデフォルト
ユーザー ID またはユーザー名を指定します。
グループ
default_group
作成のデフォルト
グループ ID またはグループ名を指定します。
アクセス権
default_permissions
作成のデフォルト
ファイルシステムのデフォルトのアクセス権を設定します。
「一般」-「デフォルトの設定」-「LUN」
ボリュームサイズ
default_volsize
LUN のみ、作成のデフォルト
最大ボリュームサイズおよび測定単位を表示します。詳細は、ボリュームサイズを参照してください。
シンプロビジョニング済み
default_sparse
LUN のみ、作成のデフォルト
選択した場合、データによって物理的に消費される領域の量のみが指示されます。詳細は、シンプロビジョニング済みを参照してください。
ボリュームブロックサイズ
default_volblocksize
作成のデフォルト
LUN のネイティブブロックサイズを示し、512 バイトから 1M に設定できます (デフォルトは 8K)。詳細は、ボリュームブロックサイズを参照してください。
「プロトコル」-「NFS」
NFS
sharenfs
継承
NFS プロトコルのプロパティー設定と値については、NFS プロトコルのプロパティーに記載されています。
「プロトコル」-「NFS 例外」
全体的なシェアモードに対する例外は、クライアントごと、またはクライアントの集まりごとに定義できます。詳細は、NFS シェアモードの例外を参照してください
「プロトコル」-「SMB」
SMB
sharesmb
継承
SMB プロトコルのプロパティー設定と値については、SMB プロトコルのプロパティーに記載されています。
「プロトコル」-「SMB 例外」
全体的なシェアモードに対する例外は、クライアントごと、またはクライアントの集まりごとに定義できます。SMB プロトコルのシェアモード例外を参照してください。
「プロトコル」-「HTTP」(プロジェクトから継承)
シェアモード
sharedav
継承
シェアが読み取り専用か、読み取り/書き込みに使用できるか、どちらにも使用できないかを決定します。CLI では、「on」は「rw」の別名です。
「プロトコル」-「FTP」(プロジェクトから継承)
シェアモード
shareftp
継承
シェアが読み取り専用か、読み取り/書き込みに使用できるか、どちらにも使用できないかを決定します。CLI では、「on」は「rw」の別名です。
「プロトコル」-「SFTP」(プロジェクトから継承)
シェアモード
sharesftp
継承
シェアが読み取り専用か、読み取り/書き込みに使用できるか、どちらにも使用できないかを決定します。CLI では、「on」は「rw」の別名です。
「プロトコル」-「TFTP」(プロジェクトから継承)
シェアモード
sharetftp
継承
シェアが読み取り専用か、読み取り/書き込みに使用できるか、どちらにも使用できないかを決定します。CLI では、「on」は「rw」の別名です。
アクセス
モード変更時の ACL 動作
aclmode
継承
モード変更リクエストが既存の ACL と対話する方法を制御します。
ACL 継承動作
aclinherit
継承
新しいファイルまたはディレクトリが既存の ACL 設定を親ディレクトリから継承する方法を制御します。
「スナップショット」-「プロパティー」
.zfs/スナップショット表示
snapdir
継承
ファイルシステムのルートの .zfs/snapshot にあるファイルシステムのスナップショットにデータプロトコルを介してアクセスできるかどうかを制御します。
定期スナップショットラベル
snaplabel
継承
ユーザー定義のラベルを各定期スナップショットに追加し、デフォルトは空白です。
「スナップショット」-「スナップショット」
名前
snapshot name
--
スナップショットの名前を指定します。
作成
creation
--
スナップショットが作成される日時を指定します。
一意
space_unique
--
スナップショットで使用されている一意の領域の量を指示します。
合計
space_data
--
スナップショットで参照されている領域の合計量を指示します。
「スナップショット」-「スケジュール」
頻度
frequency
作成時間
スナップショットを作成する頻度を指示します。
最大保持時間
keep
作成時間
スナップショットの保持ポリシーを制御します。
「レプリケーション」(プロジェクトから継承)/新しいアクションの作成
ターゲット
target
継承
レプリケーションのターゲットシステムを識別します。
プール
pool
継承
プロジェクトのレプリケーション先となるターゲット上のストレージプールを指定します。
エクスポートデータパス
export_path
継承
エクスポートデータパスを指示します。
帯域幅の制限
max_bandwidth
継承
このレプリケーション更新の最大速度を指定します (ネットワーク上で 1 秒あたりに転送されるデータ量で表す)。
SSL 暗号化を有効化
use_ssl
継承
SSL を使用してワイヤ上でデータを暗号化するかどうかを制御します。
圧縮の無効化
--
継承
圧縮を有効にするか無効にするかを制御します。
スナップショットを含める
include_snaps
継承
レプリケーションの更新にレプリケーション以外のスナップショットを含めるかどうかを制御します。
ターゲットでユーザーのスナップショットを保持する
retain_user_snaps_ on_target
継承
設定した場合、ターゲットアプライアンス上にあるユーザー生成のスナップショットを保持します。無効化されるまでターゲット上のスナップショットを保持し続けます。
更新頻度
continuous
継承
このアクションが連続してレプリケートされるか、手動でレプリケートされるか、定期的にレプリケートされるかを制御します。