collect コマンドを使用して、MPI アプリケーションのトレースとプロファイルを実行できます。
collect [collect-arguments] mpirun [mpirun-arguments] -- program-name [program-arguments]
たとえば、次のコマンドは 16 の MPI プロセスそれぞれについて MPI トレースおよびプロファイルを実行し、データを単一の MPI 実験に格納します。
collect -M OMPT mpirun -np 16 -- a.out 3 5
–M OMPT オプションは、MPI プロファイルが実行されること、および Oracle Message Passing Toolkit が MPI バージョンであることを示します。
最初の収集プロセスは mpirun コマンドの形式を変更し、各 MPI プロセスについて適切な引数で collect コマンドを実行することを指定します。
program_name の直前にある ‐‐ 引数は、MPI プロファイリングに必要となります。‐‐ 引数を含めないと、collect コマンドによりエラーメッセージが表示され、実験は収集されません。