パフォーマンスアナライザを使用するか、er_kernel ユーティリティーを使用して、カーネルプロファイルを記録できます。パフォーマンスアナライザでカーネルをプロファイルするときには、er_kernel ユーティリティーもバックグラウンドで実行しています。
er_kernel ユーティリティーは、 Oracle Solaris オペレーティングシステムに組み込まれている包括的な動的トレース機能である DTrace を使用します。
er_kernel ユーティリティーは、カーネルプロファイルデータを取り込み、collect で記録されたユーザー実験に似た形式で、パフォーマンスアナライザ実験としてデータを記録します。この実験は、er_print ユーティリティーまたはパフォーマンスアナライザによって処理できます。 カーネル実験は、関数データ、呼び出し元-呼び出し先のデータ、命令レベルのデータ、およびタイムラインを示すことができますが、ほとんどの Oracle Solaris モジュールが行番号テーブルを保持していないため、ソース行データを示すことはできません。