「書式設定」を使用すると、データビューのその他の書式設定を指定できます。
関数名を C++ 関数名および Java メソッド名の長い形式、短い形式、符号化された形式のどれで表示するかを指定します。
関数またはメソッドが配置されている共有オブジェクトの名前を関数名またはメソッド名のあとに付加するには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。
表示モードのツールバー設定の初期値を設定します。これは、Java 実験と OpenMP 実験に対してのみ有効になります。「ユーザー」、「上級」、「マシン」の各表示モードによって、実験を表示するためのデフォルトモードが設定されます。ツールバーの「表示モード」リストを使用して、現在のビューを切り替えることができます。
Java 実験の場合:
「ユーザー」モードでは、インタプリタされたメソッドおよび呼び出された任意のネイティブメソッドのメトリックを表示します。特殊関数 <no Java call stack recorded > は、Java プログラムが実行されていたにもかかわらず、Java 仮想マシン (JVM) ソフトウェアが Java 呼び出しスタックを報告しなかったことを示します。
「上級」モードでは、インタプリタされたメソッドおよび呼び出された任意のネイティブメソッドについてメトリックを表示し、さらに、JVM で動的にコンパイルされたメソッドを一覧表示します。
「マシン」モードでは、複数の JVM コンパイルを、名前は同じであっても完全に独立した関数として表示します。このモードでは、JVM ソフトウェアのすべての関数はそのように表示されます。
Java 実験の表示モードの詳細は、Java プロファイリングの表示モードを参照してください。
OpenMP 実験の場合:
「ユーザー」モードでは、OpenMP を使用せずにプログラムがコンパイルされるときに取得されるものに類似した、再構築済みの呼び出しスタックを表示します。OpenMP ランタイムが特定の操作を実行しているときは、<OMP-*> という形式の名前を持つ特殊関数が表示されます。
「上級」モードでは、「ユーザー」モードではユーザー関数と集約された、並列化されたループやタスクなどを表すコンパイラ生成の関数を示します。OpenMP ランタイムが特定の操作を実行しているときは、<OMP-*> という形式の名前を持つ特殊関数が表示されます。
「マシン」モードでは、特殊関数 <OMP-*> を使用せずに、すべてのスレッドのマシン呼び出しスタックを表示します。
OpenMP 実験の表示モードの詳細は、OpenMP実行の概要 を参照してください。
それ以外のすべての実験では、3 つのモードのすべてで同じデータが表示されます。
実験を比較するときのデータの表示方法を指定します。たとえば、比較実験メトリックは、x0.994 のように表示され、ベース実験と相対的な値を示します。
ロードされたすべての実験のメトリック値を表示します。
ベースライン実験とロードされたほかの実験のメトリック間の +/- の差を表示します。
ベースライン実験とロードされたほかの実験のメトリック間の差を比率として表示します。