端末ウィンドウから collect コマンドを使用するか、またはパフォーマンスアナライザを使用してアプリケーションをプロファイルできます。
パフォーマンスアナライザでアプリケーションをプロファイルするには、次のいずれかを実行します。
「ようこそ」画面で「アプリケーションのプロファイル」をクリックします。
「アプリケーションのプロファイル」ツールバーボタンをクリックします。
「ファイル」->「アプリケーションのプロファイル」(Alt-F、E) を選択します。
analyzer コマンドを実行し、コマンド行でターゲットプログラムとその引数を指定します。
それぞれの方法で、「アプリケーションのプロファイル」ダイアログボックスを開きます。このダイアログに関するヘルプ情報を表示するには、F1 キーを押します。
「アプリケーションのプロファイル」ダイアログ内のオプションは、Chapter 3, パフォーマンスデータの収集で説明されている collect コマンドで使用できるオプションに対応しています。
デフォルトのプロファイリングオプションを使用し、クロックプロファイリングデータしか収集しない場合は、ターゲットプログラムが唯一必要なエントリです。それ以外の場合は、「一般」タブで実験オプションを指定したり、「収集するデータ」タブで収集するデータの種類を選択したりできます。
「プレビューコマンド」ボタンをクリックすると、「実行」ボタンをクリックしたときに使用される collect コマンドを表示できます。そのあと「実行」をクリックするだけで、プロファイリング、データの収集、および実験の作成が開始されます。
ターゲットプログラムの出力は、デフォルトで、パフォーマンスアナライザによって開かれる別のターミナルウィンドウに表示されます。実験の進行中に「アプリケーションのプロファイル」ダイアログを閉じても、実験は続行されます。ダイアログを再度開くと、実行中にパネルが開いたままであったかのように、実行中の実験が表示されます。実験の実行中にパフォーマンスアナライザを終了しようとすると、実行を終了するか継続するかの確認がダイアログボックスに表示されます。
実験を停止するには、「終了」をクリックします。実験を停止するかどうかを確認する必要があります。
また、次のセクションの説明に従って実行中プロセスをプロファイルしたり、Chapter 9, カーネルプロファイリングの説明に従ってカーネルをプロファイルすることもできます。