Oracle® Solaris Studio 12.4: パフォーマンスアナライザ

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 1 月
 
 

er_print の構文

er_print ユーティリティーのコマンド行構文は、次のとおりです。

er_print [ -script script | –command | - | -V ] experiment-list

er_print ユーティリティーのオプションは、次のとおりです。

キーボードから入力された er_print コマンドを読み取ります。

–script script

script ファイルからコマンドを読み取ります。script ファイルは、一連の er_print コマンドを含むファイルで、1 行に 1 つの er_print コマンドがあります。–script オプションを指定しない場合、er_print は、端末またはコマンド行からコマンドを読み取ります。

-command [argument]

指定されたコマンドを処理します。

–V

バージョン情報を表示して終了します。

er_print コマンド行に表示される複数のオプションは、表示された順序で処理されます。スクリプト、ハイフン、明示的なコマンドを任意の順序で組み合わせることができます。コマンドまたはスクリプトを何も指定しなかった場合、er_print はデフォルトで対話モードになり、キーボードからコマンドを入力します。対話モードを終了するには、quit と入力するか、Ctrl-D を押します。

それぞれのコマンドが処理されたあと、その処理から発生したエラーメッセージまたは警告メッセージがある場合は、出力されます。処理に関する統計情報のサマリーを出力するには、procstats コマンドを使用します。

er_print ユーティリティーで使用できるコマンドについては、以降のセクションで示します。

すべてのコマンドは、そのコマンドであることが明確なかぎり、短縮することができます。コマンドを複数の行に分割するには、行の末尾にバックスラッシュ \ を付けます。\ で終わる行は、その行の構文解析が行われる前に \ 文字が削除され、次の行の内容が追加されます。1 つのコマンドに使用できる行数は、利用可能なメモリー以外に制限はありません。

空白文字を含んでいる引数は、二重引用符で囲む必要があります。引用符の内部では、行をまたいでテキストを分割してもかまいません。