er_kernel を使用してカーネルをプロファイルする方法

1. 次のように入力し、実験を収集します。

   % er_kernel -p on

2. 別のシェルでロードを実行します。
3. 負荷が完了したら、>Ctrl-C キーを押して er_kernel ユーティリティーを終了します。
4. デフォルトでは ktest.1.er という名前の結果の実験を、パフォーマンスアナライザまたは er_print ユーティリティーにロードします。

   カーネルのクロックプロファイリングによって 2 つのメトリックが生成されます。カーネルの親実験に記録されるクロックプロファイルイベントに対する「KCPU サイクル」(メトリック名 kcycles) と、CPU がユーザーモードのときにユーザープロセスのサブ実験に記録されるクロックプロファイルイベントに対する「KUCPU サイクル」(メトリック名 kucycles) です。

   パフォーマンスアナライザでは、これらのメトリックがカーネル関数については「関数」ビュー、呼び出し先-呼び出し元については「呼び出し元-呼び出し先」ビュー、命令については「逆アセンブリ」ビューに表示されます。「ソース」ビューにはデータは表示されません。カーネルモジュールは、通常、出荷時点ではファイルおよび行シンボルテーブル情報 (スタブ) を含んでいないからです。