パフォーマンスアナライザのデータビューでフィルタを追加すると、フィルタ式が生成され、データのフィルタ処理のためにただちに適用されます。生成されたフィルタ式は、「拡張カスタムフィルタ」ダイアログボックスに表示されます。経験豊富なユーザーは、カスタマイズされたフィルタを作成する開始点としてこれらの生成されたフィルタ式を使用できます。
カスタムフィルタを作成するには、次のようにします。
次のいずれかを行なって「拡張カスタムフィルタ」ダイアログボックスを開きます。
「フィルタ」ボタンをクリックし、「フィルタの追加: 拡張カスタムフィルタ」を選択します。
「ツール」⇒「フィルタ」⇒「フィルタの追加: 拡張カスタムフィルタ」を選択します。
「フィルタ指定」テキストボックスをクリックしてフィルタを編集します。フィルタの詳細は、次を参照してください。
必要に応じて矢印ボタンを使用して、編集を元に戻したり、やり直したりします。
「了解」をクリックして、フィルタ式に応じてデータをフィルタ処理し、ダイアログボックスを閉じます。
「フィルタ指定」パネルには、以前にパフォーマンスアナライザのデータビューで選択し適用したフィルタのフィルタ式が表示されます。これらのフィルタは編集できます。最上部にある矢印ボタンを使用すると、編集を元に戻したり、やり直したりできます。また、テキストエディタの場合と同様に、Ctrl-Z キーを使用して元に戻したり、Shift-Ctrl-Z キーを押してやり直したりすることもできます。「了解」をクリックすると、フィルタはデータビューにのみ影響します。
新しい各フィルタを && (論理「AND」演算子) で始まる新しい行に配置します。実験データが表示されるには、最初のフィルタと 2 番目のフィルタと 3 番目のフィルタのように、すべてのフィルタに一致する必要があります。
データを、たとえば最初のフィルタまたは 2 番目のフィルタに一致させるようにする場合は、&& を || に変更できます。
フィルタ式では、標準的な C の関係演算子 (==、>=、&&、|| など) を実験に固有のキーワードとともに使用します。実験で使用できるキーワードは、「拡張カスタムフィルタ」ダイアログボックスの「キーワード」パネルに表示されます。
フィルタのキーワードおよびフィルタ式の詳細は、パフォーマンスアナライザのヘルプを検索してください。
フィルタ式の構文は、er_print でのフィルタリングに使用される構文と同じです。フィルタ式については、式の文法を参照してください。