関数リストを metric-spec でソートします。メトリック名の中の visibility は、ソート順序に影響を及ぼしません。複数のメトリックが metric-spec の中で指定されている場合は、表示可能な最初のものが使用されます。指定されたメトリックに表示可能なものがない場合は、コマンドが無視されます。metric-spec の前に負符号 (-) を付加することにより、逆順のソートを指定できます。
デフォルトでは、.er.rc ファイル内のデフォルトの設定の説明のように、メトリックソート設定は、.er.rc ファイルから処理された dsort コマンドに基づいています。sort コマンドで明示的に metric_spec を default に設定した場合は、デフォルトの設定が使用されます。
文字列 metric-spec は、次の例に示すように、メトリックリストに示すメトリックキーワードの 1 つです。
sort i.user
このコマンドは、er_print ユーティリティーに、関数リストを包括的ユーザー CPU 時間によってソートするよう指示します。指定したメトリックが読み込まれた実験に含まれていない場合は、警告メッセージが表示され、コマンドは無視されます。コマンドが終了すると、ソート基準メトリックが表示されます。