デフォルトでは、パフォーマンスアナライザには、ターゲットプログラムとそのプログラムが使用するすべての共有ライブラリおよびクラスの関数データが表示されます。「ライブラリとクラスの可視性」ダイアログボックスを使用して、任意のライブラリまたはクラスの関数データを非表示にできます。
このダイアログボックスを開くには、「ツール」>「ライブラリの可視性」(Alt-T、H) を選択するか、「ライブラリの可視性」ツールバーボタンをクリックします。
「ライブラリとクラスの可視性」ダイアログボックスには、実験のすべての共有ライブラリおよびクラスが一覧表示されます。一覧表示される項目ごとに、次のいずれかの可視性レベルを選択できます。
ライブラリまたはクラスのすべての関数が表示されます。該当する場合、各関数のメトリックが表示されます。
ライブラリまたはクラスへの呼び出しを表す関数だけが表示されます。これらの関数下の呼び出しは、そのライブラリ内の呼び出しであろうとほかのライブラリへの呼び出し (コールバックを含む) であろうと表示されません。
ライブラリまたはクラスの名前のみが表示され、すべての内部関数は非表示になります。ライブラリのメトリックは、内部関数で発生するメトリックのアグリゲーションを反映します。リスト内のすべてのエントリに対して「ライブラリ」チェックボックスを選択すると、ライブラリまたはクラスごとに分析を実行できます。
「フィルタ」フィールドでは、ライブラリおよびクラスのサブセットの可視性設定を更新できます。多数のライブラリをロードするプログラムの場合、リストは非常に大きくなる可能性があります。これらのフィルタはこのダイアログでのみ機能し、データビューのフィルタには関連しません。
ライブラリの可視性を設定しても、非表示の関数に対応するメトリックは引き続き、すべての表示に何らかの形式で表されます。これは、表示からデータを削除するデータビューのフィルタとは異なります。