Oracle® Solaris Studio 12.4: パフォーマンスアナライザ

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更新: 2015 年 1 月
 
 

I/O トレースデータ

I/O データ収集は、読み取りや書き込みを含む入力/出力システムコールをトレースします。呼び出しの時間を測定し、ファイルおよび記述子を追跡し、転送されたデータ量を測定します。I/O メトリックを使用すると、転送バイト数が多く、スレッド合計時間が長いファイル、ファイルハンドル、および呼び出しスタックを識別できます。

表 2-4  I/O トレースメトリック
メトリック
定義
読み取りバイト数
読み取り関数の各呼び出しで読み取られたバイト数の合計。
書き込みバイト数
書き込み関数の各呼び出しで書き込まれたバイト数の合計。
読み取り数
読み取り呼び出しが行われた回数。
書き込み数
書き込み呼び出しが行われた回数。
その他の I/O 数
その他の I/O 呼び出しが行われた回数
I/O エラー数
I/O 呼び出し中に発生したエラーの数
読み取り時間
データの読み取りにかかった秒数
書き込み時間
データの書き込みにかかった秒数
その他の I/O 時間
その他の I/O 呼び出しの実行にかかった秒数
I/O エラー時間
I/O エラーに費やされた秒数