Oracle® Solaris Studio 12.4: パフォーマンスアナライザ

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更新: 2015 年 1 月
 
 

デスクトップクライアント上でのパフォーマンスアナライザの使用

デスクトップクライアントシステムに特殊なバージョンのパフォーマンスアナライザをインストールすると、ツールがインストールされているリモートサーバーに接続できます。

    クライアントシステムの要件は次のとおりです。

  • オペレーティングシステムは、Mac OS X、Windows、Linux、または Oracle Solaris である必要があります。

  • パフォーマンスアナライザのバージョンは、リモートシステムにインストールされた Oracle Solaris Studio ツールのバージョンと一致する必要があります。

  • Java 1.7 または 1.8 がユーザーのパスに存在する必要があります。

    リモートシステムの要件は次のとおりです。

  • オペレーティングシステムは、Oracle Solaris または Linux である必要があります。

  • Secure Shell (SSH) デーモン sshd が実行されている必要があります。

  • Oracle Solaris Studio ソフトウェアにリモートホストからアクセスできる必要があり、これらのソフトウェアへのパスがわかっている必要があります。

  • ホストにユーザーアカウントが必要です。

クライアントシステム上で使用するパフォーマンスアナライザのバージョンは、Mac OS X または Windows マシンを含む任意のシステムにコピーできる tar ファイルで入手できます。このバージョンはリモートパフォーマンスアナライザクライアントとして知られ、Java 1.7 または Java 1.8 を使用できるどのシステムでもパフォーマンスアナライザを使用できるようにします。

リモートパフォーマンスアナライザクライアントは、Oracle Solaris Studio インストールの /Oracle-Solaris-Studio-install-dir/lib/analyzer/RemoteAnalyzer.tar にあります。

デスクトップクライアント上でパフォーマンスアナライザを使用するには、次のタスクの説明に従って、そのクライアントに特殊なリモートバージョンをインストールしておく必要があります。

クライアント上でリモートパフォーマンスアナライザを使用する方法

  1. RemoteAnalyzer.tar ファイルを、それを実行するデスクトップクライアントシステムにコピーします。
  2. ファイル抽出ユーティリティーまたはコマンドを使用して、RemoteAnalyzer.tar を抽出します。

    Windows では、ファイルを抽出するために、WinZip や 7-Zip などのアプリケーションのインストールが必要になることがあります。

    抽出された RemoteAnalyzer ディレクトリには、Windows、Mac OS X、Linux、および Solaris 用のスクリプトと README.txt ファイルが含まれています。

  3. 使用しているシステム用のスクリプトを実行します。
    Windows

    RemoteAnalyzer ディレクトリ内の AnalyzerWindows.bat ファイルをダブルクリックします。

    Mac

    RemoteAnalyzer ディレクトリ内の AnalyzerMacOS.command ファイルをダブルクリックします。

    Linux

    端末ウィンドウで AnalyzerLinux.sh スクリプトを実行します。

    Oracle Solaris

    端末ウィンドウで AnalyzerSolaris.sh スクリプトを実行します。

    「パフォーマンスアナライザ」ウィンドウが開き、リモートで動作する機能だけが有効になっている「ようこそ」画面が表示されます。詳細は、RemoteAnalyzer/README.txt ファイルを参照してください。