er_html [-AO] [-h -q -v -V] [-c path ] [-o | -O directory ] experiment1 [ experiment2 ...]
er_html コマンドは、1 つ以上の実験または実験グループを処理して、データを参照するために使用できる HTML ファイル index.html を含むディレクトリを生成できます。
er_html コマンドは特に、アプリケーションのパフォーマンスをリモートで分析したり、ほかのサイトにいるチームメンバーと共同作業したり、何らかの変更を行う前にアプリケーションのパフォーマンスをアーカイブしたりする状況で役立ちます。
引数なしで呼び出された場合、使用法に関するメッセージを出力します。システムに /bin/perl がインストールされていない場合は、存在しないのが er_html ではなく、perl である場合でも、「er_html: コマンドが見つかりません」というメッセージが表示されて失敗します。システム上の perl のバージョンが十分に最新でない場合は、未定義の変数に関するメッセージが表示されて er_html が失敗することがあります。
メトリックの自動選択を抑制します。デフォルトでは、er_html は、コマンド行で指定された実験から表示するための適切なメトリックを選択しようとします。このオプションは、メトリックをユーザー、システム、および壁時間だけに制限します。
er_html は、それが呼び出されたバージョンの Oracle Solaris Studio の er_print コマンドを使用します。-c フラグを使用すると、デフォルトとは異なる場所にある er_print を選択できます。
ヘルプ情報を出力します。
er_html の出力を指定されたディレクトリ内に配置します。指定されていない場合は、./er.n.html という名前のディレクトリを使用します。ここで、n は使用されていない最初の名前です。名前が指定されている場合は、er_html が呼び出された時点でそのディレクトリが存在していないかぎり、任意の形式を指定できます。
er_html の出力を指定されたディレクトリ内に配置し、そのディレクトリの既存の内容を上書きします。
通常であれば stdout に出力される情報メッセージを抑制します。
現在のバージョンを出力します。それ以上の引数を検査せず、それ以上の処理も行いません。
現在のバージョンと、実行されている変換に関するさらに詳細なデバッグ情報を出力します。
analyzer (1) , collect (1) , er_archive (1) , er_cp (1) , er_export (1) , er_mv (1) , er_print (1) , er_rm (1) , er_src (1)
パフォーマンスアナライザマニュアル