gcFixPrematureFrees(3)

名前

gcFixPrematureFrees , gcStopFixingPrematureFrees - libgc ライブラリによる早すぎる解放の修正を有効および無効にする。

形式

#include <gct.h>

void gcFixPrematureFrees(void);

void gcStopFixingPrematureFrees(void);

MT レベル

MT レベル

スレッドセーフ (ただし、「使用上の留意点」を参照)。

説明

gcFixPrematureFrees() は、早すぎる解放を修正するように libgc ライブラリに伝え、また早すぎる解放を修正するためのコレクタチューニングを最適化します。

gcStopFixingPrematureFrees() は、早すぎる解放の修正を停止するように libgc ライブラリに伝え、gcFixPrematureFrees() の効果を無効にします。また、これはメモリーリークの修正のみのコレクタチューニングを最適化します。

これらの関数を使用するには、プログラムを libgc ライブラリのうちの 1 つとリンクさせる必要があります (「ファイル」を参照)。

環境

環境

GC_DISABLE_FREE

実行時に明示的な割り当て解除をオフにします。gcInitialize() から gcFixPrematureFrees() を呼び出すことと同等です。

ファイル

libgc.a, libgc.so

配備モードのライブラリ。

libgc_dbg.a, libgc_dbg.so

デバッグモードのライブラリ。

関連項目

gcInitialize(3)