Oracle Solaris Studio 12.4 Man Pages

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更新: January 2015
 
 

er_mpipp(1)

名前

er_mpipp - 実験からの MPI VampirTrace データを前処理するために使用されるコマンド

形式

er_mpipp -V
er_mpipp [ options ] infile

説明

er_mpipp コマンドは、MPI 実験から OTF で書き込まれた VampirTrace 出力を処理し、それをアナライザによって使用される内部形式に変換します。

infile は、VampireTrace によって書き込まれた OTF ファイルです。infile が省略されている場合は、エラーを報告して終了します。

通常の状況では、er_mpipp がユーザーによって直接呼び出されることはなく、データ収集プロセス中に自動的に呼び出されます。er_mpipp が呼び出される前にデータ収集が異常終了した場合に呼び出されることがあります。

オプション

-V

現在のバージョンを出力します。それ以上の引数を検査せず、それ以上の処理も行いません。

-l logfile

バージョン情報とすべてのエラーメッセージ (XML 形式) を指定されたファイルのあとに付加します。このオプションが省略されている場合は、ログ情報が stdout に出力されます。

-o outfile

出力データを指定されたファイルに書き込みます。このオプションが省略されている場合は、現在のディレクトリ内の mpview.dat3 という名前のファイルに書き込みます。

-v

デバッグに役立つ詳細出力を出力します。

関連項目

analyzer (1) , collect (1) , er_archive (1) , er_cp (1) , er_export (1) , er_mv (1) , er_print (1) , er_rm (1) , er_src (1)

パフォーマンスアナライザマニュアル