Oracle Solaris Studio 12.4 Man Pages

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更新: January 2015
 
 

gerror(3F)

名前

perror , gerror , ierrno - システムエラーメッセージを取得する

説明

perror

FORTRAN 論理ユニット 0 にメッセージを書き込みます。

このメッセージは、最後に検出されたシステムエラーを示します。string は、文字入力引数です。標準のエラーメッセージの前に書き込まれます。

例 1: perror:

     ...
CALL perror ( "file is for formated I/O" )
     ...
gerror

システムエラーメッセージを返します。

string は、文字出力引数です。

例 2: gerror (サブルーチンとして使用):

CHARACTER string*30
     ...
CALL gerror ( string )
WRITE(*,*)  string
END

例 3: gerror (関数として使用。この場合は、string は使用されない):

 
CHARACTER gerror*30, z*30
     ...
z = gerror( )
WRITE(*,*)  z
END
ierrno

最後に検出されたシステムエラーのエラー番号を返します。

この番号は、エラーが実際に発生するときにのみ更新されます。このようなエラーを生成するルーチンのほとんどは、呼び出し後にエラーコードを返します。この値は、エラー状況の原因を示す信頼できるインジケータとなります。

例 4: ierrno:

 
INTEGER  ierrno, n
     ...
n = ierrno ( )
WRITE(*,*)  n
END

ファイル

libfui.a

関連項目

intro(2), perror(3F)

制限事項

制限事項

perror の呼び出しに使用する文字列 string の長さは、127 文字を超えることができません。

gerror で返される文字列の長さは、呼び出し側プログラムによって決まります。