Oracle Solaris Studio 12.4 Man Pages

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更新: January 2015
 
 

fork(3F)

名前

fork - このプロセスのコピーを作成する

形式

integer*4 function fork()

説明

fork 関数は、呼び出し側プロセスのコピーを作成します。2 つのプロセスの違いは、どちらか 1 つ (「親プロセス」と呼ぶ) に返された値がコピーのプロセス ID になるという点だけです。通常、コピーは「子」プロセスと呼ばれます。「子」プロセスへの戻り値はゼロです。

外部ファイルで入出力バッファーの内容が重複するのを避けるために、fork 実行前に書き込み用に開かれたすべての論理ユニットがフラッシュされます。

戻り値が負の場合はエラーを示し、システムエラーコードの否定です。perror(3F) を参照してください。

exec 実行中に論理ユニットを開いたままにするための十分な方法がないため、対応する exec ルーチンは提供されていません。ただし、fork/exec の通常の機能は、system(3F) を使用すれば実行できます。

ファイル

libfui.a

関連項目

fork(2)、wait(3F)、kill(3F)、system(3F)、perror(3F)