Oracle Solaris Studio 12.4 Man Pages

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更新: January 2015
 
 

fpr(1)

名前

fpr - FORTRAN キャリッジ制御出力をプリント可能な形式に変換する

形式

fpr [ file...  ]

説明

UNIX System V では、fpr ではなく asa ユーティリティーが標準です。fpr は、1 つのファイルを読み取り、別のファイルを書き込みます。FORTRAN のキャリッジ制御規約に従って書式化されたファイルを、UNIX のラインプリンタ規約に従って書式化されたファイルに変換します。fpr はその入力を出力にコピーします。そのとき、lpr を使用して出力したときに意図した効果が得られるような文字でキャリッジ制御文字を置き換えます。各行の先頭の文字は、行送りを次のように制御します。

(空白)

1 行

0

2 行

1

次のページの最初の行に

+

改行しない

空白行 (空の行) は、最初の文字が空白である行と同様に処理されます。

キャリッジ制御文字だけで構成される空白行は削除されます。

0 は改行文字に変更されます。

1 は用紙送りに変更されます。

+ はバックスペースを使用してシミュレートされます。

次のファイルが指定されています。

 
write(*,'(" Blank")')
write(*,'("0Zero ")')
write(*,'("+        Plus ")')
write(*,'("1One  ")')
end
使用例 1 実際のファイルを使用:
a.out > MyOutputFile
fpr  <  MyOutputFile |  lpr
使用例 2 パイプだけを使用:
a.out  |   fpr  |  lpr

上記の 2 つの例では、ともに 2 ページの出力が生成されます。

Page 1:
     Blank

ZeroPlus
Page 2:
     One

バグ

170 文字より長い入力行に対する結果は未定義です。

関連項目

asa (1)