INTEGER*4 FUNCTION time() 32 ビット環境での標準 FORTRAN のバージョン
INTEGER*8 FUNCTION time() 64 ビット環境での標準 FORTRAN のバージョン
CHARACTER*8 t CALL time(t) VMS バージョン
INTEGER n CHARACTER*24 FUNCTION ctime(n)
INTEGER*8 n8 CHARACTER*24 FUNCTION ctime64(n8)
INTEGER*4 stime, tarray(9) CALL ltime(stime, tarray)
INTEGER*8 stime8 INTEGER*4 tarray(9) CALL ltime64(stime8, tarray)
INTEGER*4 stime, tarray(9) CALL gmtime(stime, tarray)
INTEGER*8 stime8 INTEGER*4 tarray(9) CALL gmtime64(stime8, tarray)
関数 time には 2 つのバージョンがあります。標準バージョンは、デフォルトで使用可能です。VMS バージョンは、呼び出し側プログラムが f77 コンパイラの -lV77 オプションでコンパイルされている場合にのみ使用可能です (f77 のみ)。
関数: time() は、00:00:00 GMT (1970 年 1 月 1 日) 以降の時間 (秒単位) を含む整数を返します。これは、オペレーティングシステムクロックの値です。
使用法:
integer*4 n, time n = time()
サブルーチン: time は、現在のシステム時間を文字列で取得します。
使用法:
time(t) を呼び出します。ここで、t は、hh:mm:ss 形式の character*8 型です。hh、mm、ss は 2 桁で、hh は時間、mm は分、ss は秒です。
例:
demo% cat tim1.f
character t*8
call time( t )
write( *, "(' The time is: ', A8 )" ) t
end
demo% f77 -silent tim1.f -lV77
demo% a.out
The time is: 08:14:13
demo%
ctime は、システム時間 (stime) を 24 文字の文字列として返します。たとえば、プログラム:
character*24 ctime integer*4 time print*, ctime(time()) end
は、次を出力します。
Tue Sep 8 17:01:03 1998
ltime と gmtime は、システム時間を現地のタイムゾーン (ltime) や GMT (gtmtime) などのさまざまな時間単位に分割します。これらの単位は、次のように 9 つの要素で構成される INTEGER*4 配列で返されます。
tarray (1 - 9) のインデックス、単位、範囲:
1 Seconds (0 - 61) 2 Minutes (0 - 59) 3 Hours (0 - 23) 4 Day of month (1 - 31) 5 Months since January (0 - 11) 6 Year - 1900 7 Day of week (Sunday = 0) 8 Day of year (0 - 365) 9 Daylight Standard Time, 1 if DST in effect
64 ビット版の ctime、ltime、および gmtime が提供されています。INTEGER*8 の時間値が指定されます。
2038 年 1 月 19 日 3:14:07 GMT 後に、time() の値 (1970 年 1 月 1 日以降の秒数) が INTEGER*4 の範囲を超過します。これらのルーチンでこのような日付を計算するには、64 ビット版と INTEGER*8 の引数を使用します。
64 ビット環境で実行するようにコンパイルすると、time() は INTEGER*8 の値を返します。64 ビット環境用にコンパイルすることは、-m64 オプションを使用してプログラムをコンパイルし、64 ビットオペレーティング環境の 64 ビットプラットフォーム上でプログラムを実行させることを意味します。
libfui.a、libV77.a
itime(3F)、idate(3F)、fdate(3F)、ctime(3C)
C 版の ctime では、man -s 3C ctime と入力してください。
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