Oracle Solaris Studio 12.4 Man Pages

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更新: January 2015
 
 

f77(1)

名前

f77 - FORTRAN 77 コンパイラ

説明

現在は、Sun[tm] Studio ソフトウェアには独立した FORTRAN 77 コンパイラ f77 は含まれていません。最近のリリースでは、FORTRAN 77 の機能の多くが Fortran 95 コンパイラである f95 に盛り込まれているため、f77 コンパイラの機能の多くは、現在 Fortran 95 コンパイラで利用できます。

現在の Sun Studio コンパイラリリースでは、f77 コマンドは f95コンパイラを適切なデフォルトセットとともに呼び出します。

f95 -f77 -ftrap=%none

以前リリースされた f77 コンパイラでコンパイルされたライブラリルーチンにリンクする必要がある場合は、コマンド行に -xlang=f77 を追加してください。

ただし、コンパイルとリンクをそれぞれ別の手順で実行し、-xlang=f77-lM77-lF77、または -lsun- math を明示的に指定している場合は、cc または CC ではなく、f95 (または f77 スクリプト) でリンクする必要があります。

また、-fast フラグを使用してコンパイルしている場合は、-fast がトラップモードを「common」に設定するため、-fast の後ろに -ftrap=%none を追加して、FORTRAN 77 の算術例外におけるトラップの動作を保持します。

f77 -fast -ftrap=%none

f77 スクリプトを呼び出すと、f95 コンパイラを -f77 互換モードで使用していることを警告するメッセージが表示されます。このメッセージを表示しないようにするには、コマンド行に -errtags=INVOKE を追加します。

詳細は、f95(1) のマニュアルページを参照してください。