ripc args [ app params | -p pid ]
ripc コマンドは、アプリケーションの実行時間全体、または既存の pid の標本実行時間にわたるプロファイルカウンタ情報のレポートを生成します。
次のオプションがサポートされています。
上位 4 つのカウンタのリストを出力し、収集用の引数として使用できるように組み合わせます。
グラフに使用されるファイルの名前。デフォルト名は counters.ps です。
gnuplot がパス上にある場合、パフォーマンスカウンタイベントおよびほかの収集されたデータの時間経過に伴うグラフを生成します。
ヘルプ情報を出力します。
結果が置かれるファイル。デフォルトで結果は stdout に出力されます。
追跡するプロセス ID。このオプションは、アプリケーションのコマンド行の指定と同時には使用できません。
派生ストール情報に加え、raw カウンタデータを出力します。デフォルトで、ripc はパフォーマンスカウンタに関するデータを収集し、ユーザーが関心を持つ可能性の高い情報を計算します (派生ストール情報)。-r を指定した場合、ripc は (派生ストール情報に加え) raw データも出力します。
複数回プログラムを実行し、実行ごとに異なるカウンタのペアを収集します。このオプションは、プログラムを短時間実行する場合にのみ使用してください。デフォルトではパフォーマンスカウンタはローテーションで使用されるため、このオプションを使用しなければ、実行時間の短いプログラムは十分なデータを蓄積できません。
データを収集する期間を秒単位で指定します。デフォルトは 300 秒 (5 分) です。
バージョン情報を出力します。
デバッグ出力を生成します。
拡張カウンタ情報を収集します。
ripc の出力には次のセクションがあります。
さまざまなプロセッサストールイベントが原因で失われた実行時間の推定値。
拡張データを収集する場合、命令あたりのイベント数が追跡されます。
アプリケーションの実行中に発生した不完全な浮動小数点操作のシステム全体での数。
プロセスが使用するメモリーの量と、プロセスが蓄積してきたシステム対ユーザー時間の量。
analyzer (1) , collect (1) , er_archive (1) , er_cp (1) , er_export (1) , er_mv (1) , er_print (1) , er_rm (1) , er_src (1)
パフォーマンスアナライザマニュアル