この手順では、基本的なトラブルシューティングプロセスで説明されている基本的なトラブルシューティング手順を使用します。
この手順を使用して、Oracle ILOM Web インタフェースによって、ハードウェアの障害をトラブルシューティングし、必要に応じて、サーバーの保守を準備します。
始める前に
http://www.oracle.com/goto/X5-2/docs にある最新版の『Oracle Server X5-2 プロダクトノート』を入手します。
ブラウザを開き、サーバー SP の IP アドレスを使用して指示します。ログイン画面で、(管理者権限のある) ユーザー名とパスワードを入力します。「Summary Information」画面が表示されます。
「Summary Information」画面の「Status」セクションは、次のようなサーバーサブシステムに関する情報を提供します。
プロセッサ
メモリー
電源
冷却
ストレージ
ネットワーク
上の例では、「Status」画面は、プロセッササブシステムに保守が必要であることを示しています。これは、サブシステム内のハードウェアコンポーネントが障害状態であることを示しています。
「Processor」画面が表示されます。
上の例は「Processors」サブシステム画面を示し、CPU 0 に障害があることを示しています。
「Open Problems」画面は、イベントが発生した時間、コンポーネントとサブシステムの名前、および問題の説明などの詳細情報を提供します。これには Oracle ナレッジベース記事へのリンクも含まれます。
この例の CPU 0 のハードウェア障害では、サーバーにローカルで物理的にアクセスする必要があります。
プロダクトノートには、ハードウェア関連の問題を含むサーバーに関する最新情報が記載されています。
コンポーネントの保守後、Oracle ILOM の障害をクリアする必要がある場合があります。詳細については、コンポーネントの保守手順を参照してください。