最適なパフォーマンスを達成するには、メモリーが対称または均衡になるように DIMM を装着します。次のガイドラインに準拠することで、対称になります。
シングルプロセッサシステムでは、同じサイズの DIMM を 4 の倍数で装着します。
デュアルプロセッサシステムでは、同じサイズの DIMM を 8 の倍数で装着します。
DIMM ソケットは、次のセクションで説明されている順序で装着してください。
次のセクションでは、最適なシステムパフォーマンスを達成するために DIMM ソケットを装着する方法の例を示します。
シングルプロセッサシステムでは、プロセッサ 0 (P0) に関連付けられた DIMM ソケットのみに DIMM を取り付けます。ソケット P0 D0 から開始します。次の図に示すように、最初に黒色のソケット、次に白色のタブがある黒色のソケット、その後に白色のソケットに装着します。黒色のソケットに装着する順序は、最初に Ch C、2 番目に Ch A、3 番目に Ch D、最後に Ch B です。白色のタブがある黒色のソケット、最後に白色のソケットで同じ装着順序を繰り返します。
図 18 シングルプロセッサシステムの DIMM の装着順序
次の表で、上の図の吹き出し番号、メモリーチャネルのラベル (Ch A - Ch D)、および DIMM ソケットのラベル (D0 - D11) を使用して、シングルプロセッサシステムに DIMM を装着する正しい順序について説明します。
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デュアルプロセッサシステムでは、DIMM を DIMM ソケットに装着する際、プロセッサ 0 (P0) D0 から開始して、プロセッサ 0 (P0) に関連付けられたソケットと、プロセッサ 1 (P1) の対応するソケットに交互に装着します。次の図に示すように、最初に黒色のソケット、次に白色のタブがある黒色のソケット、その後に白色のソケットに装着します。黒色の DIMM ソケットに装着する順序は、最初に Ch C、2 番目に Ch A、3 番目に Ch D、最後に Ch B です。白色のタブがある黒色のソケット、最後に白色のソケットで同じ装着順序を繰り返します。
図 19 デュアルプロセッサシステムの DIMM の装着順序
次の表で、上の図の吹き出し番号、メモリーチャネルのラベル (Ch A - Ch D)、および DIMM ソケットのラベル (D0 - D11) を使用して、デュアルプロセッサシステムに DIMM を取り付ける正しい順序について説明します。
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