Caution - プロセッサの取り付けは、Oracle 認定保守技術者だけが行うようにしてください。 |
Caution - プロセッサの取り外しと交換は、正しい取り外しと交換ツールを使用して行う必要があります。そうしないと、プロセッサやプロセッサソケットに損傷が発生する可能性があります。正しい取り外しと交換ツールを選択する方法については、106 ページの「正しいプロセッサの取り外しと交換ツールの選択」を参照してください |
Caution - プロセッサソケットのピンに触れないように注意してください。プロセッサソケットのピンは非常に脆弱です。軽く触れるだけでプロセッサソケットのピンが曲がり、ボードに修理不能な損傷が発生する可能性があります。プロセッサの取り外しと交換を行う場合は、常にプロセッサの取り外しと交換ツールを使用してください。 |
静電気防止対策を取るを参照してください。
サーバーによってサポートされているプロセッサの説明については、表 15 を参照してください。
プロセッサ ILM アセンブリのレバーおよびロードプレートを開く手順については、プロセッサを取り外すのStep 9 からStep 11 を参照してください。
Caution - プロセッサを取り付ける前に、正しい色コードのプロセッサの取り外しと交換ツールを使用していることを確認します。正しいプロセッサの取り外しと交換ツールを選択する方法については、106 ページの「正しいプロセッサの取り外しと交換ツールの選択」を参照してください |
クリック音はプロセッサが所定の位置に固定されたことを示します。
プロセッサソケット内でツールを適切に位置合わせするには、ツールの側面にある緑色の三角がサーバーの正面を向き、プロセッサソケットの左端 (サーバーを正面から見て) の上に来るまでツールを回転させ、ツールをプロセッサソケット内へ下げます。
Caution - 次の図は、緑に色分けされたプロセッサの取り外しと交換ツールを示しています。12 コアプロセッサを取り付ける場合は、ピンクに色分けされたプロセッサの取り外しと交換ツールを使用する必要があります。そうしないと、プロセッサやプロセッサソケットに損傷が発生する可能性があります。正しいプロセッサの取り外しと交換ツールを選択する方法については、106 ページの「正しいプロセッサの取り外しと交換ツールの選択」を参照してください |
図 32 プロセッサの取り付け
適切に位置合わせされている場合、プロセッサはプロセッサソケット内に水平に設置されます。
Caution - プロセッサを下に押し込まないでください。下方に過度の圧力を加えると、プロセッサまたはマザーボードに修理不能な損傷が発生する可能性があります。ソケットにプロセッサを無理に押し込まないでください。下方に過度の圧力を加えると、ソケットピンが破損する可能性があります。 |
ロードプレートがプロセッサの周縁部に水平にはまるようにします。
0.1 ml の熱伝導グリースを計測するには、熱伝導グリースシリンジの目盛り付きスケールを使用します。
必要に応じてヒートシンクを清掃します。
Caution - プロセッサの上面と接触したあとは、ヒートシンクを動かさないようにしてください。ヒートシンクを動かしすぎると、熱伝導グリースの層にすき間が生じて、放熱が不十分になり、コンポーネントが損傷する可能性があります。 |
スイッチカードのケーブルをディスクバックプレーンに再接続する手順については、NVMe ケーブルの保守を参照してください。
DVD のケーブルをディスクバックプレーンに再接続する手順については、電源、FIM、ディスクバックプレーンデータ、および DVD のケーブルの保守を参照してください。
サーバーの上部カバーを取り付けるを参照してください。
サーバーを通常のラック位置に戻すを参照してください。
データケーブルと電源コードを再接続するを参照してください。
サーバーの電源を入れるを参照してください。
電源/OK ステータスインジケータが常時点灯していることを検証します。
続くステップの詳細については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=ilom32) を参照してください。
-> show /SP/faultmgmt
次のように、サーバーは既知の障害をすべて一覧表示します。
-> show /SP/faultmgmt Targets: 0 (/SYS/MB/P0)Properties: Commands: cd show
あるいは、サーバー内の既知の障害をすべて一覧表示するには、Oracle Solaris OS にログインして fmadm faulty コマンドを実行するか、Oracle ILOM 障害管理シェルから Oracle ILOM サービスプロセッサにログインして fmadm faulty コマンドを実行します。Oracle ILOM 障害管理シェルおよびサポートされているコマンドの使用方法の詳細については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=ilom32) の『Oracle ILOM システム監視および診断用ユーザーズガイドファームウェアリリース 3.2.x』を参照してください。
-> set /SYS/MB/P0 clear_fault_action=true
例:
-> set /SYS/MB/P0 clear_fault_action=true Are you sure you want to clear /SYS/MB/P0 (y/n)? y Set ‘clear_fault_action’ to ‘true’
あるいは、サーバー内の既知の障害をすべてクリアするには、Oracle Solaris OS にログインして fmadm repair コマンドを実行するか、Oracle ILOM 障害管理シェルから Oracle ILOM サービスプロセッサにログインして fmadm repair コマンドを実行します。Oracle ILOM 障害管理シェルおよびサポートされているコマンドの使用方法の詳細については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=ilom32) の『Oracle ILOM システム監視および診断用ユーザーズガイドファームウェアリリース 3.2.x』を参照してください。